- 阿形・竹田 (2007)
「頭部にある脳は,その腹側面で1対の腹側神経索とくっついている。
再生過程においても,脳は腹側神経索とは独立に形成され,再生3日日につながるという特色をもつ。」
「脳の再生過程での遺伝子発現‥‥‥
遺伝子によって,その過程のどの段階でスイッチONになるか,そのタイミングが異なる‥‥‥。
ある遺伝子は再生24時間以内に,またある遺伝子は36時間後になってはじめて,将来の脳の原基でスイッチONになるといったぐあいである。」
「nou- darake遺伝子 ‥‥‥ 脳の原基形成を頭部に限局する遺伝子」
- 参考/引用文献
- 阿形清和・竹田啓行 (2007) :「脳の始まりと複雑化を考察する:細胞からみた脳の進化」
阿形清和・小泉修[共訳]『神経系の多様性──その起源と進化』(シリーズ 21世紀の動物科学 7), 培風館, 2007. pp.42-60.
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