3.4 “問題”と“心”の二元論
問題解決機制論は,“問題"(外)と“心"(内)の二元論の体裁をとる。即ち,以下のようになる。
問題は最初,物質世界内存在として心に対峙する。心はこれを内的表象化し,自らの部分にする。問題解決は,この心が一定の状態へ解発していく過程である。
このときの合理主義的オリエンテーションは,特に表象主義である。