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教授/学習メディア:IT活用による仕事の効率化・高品質化
作成: 2004-01-14
修正: 2004-01-14
教員養成課程教科教育コースにおける情報デザイン能力育成は,IT (ディジタルメディア/ツール/ネットワーク) の最大活用といった様相で進められることになる。──仕事の効率化と高品質化の両方を達成する力をITに見込める,というのがこれの理由だ。
実際,「情報デザイン能力育成」の方法としてここまで述べてきたものは,従来型メディアのままであれば,授業者にも学生にもたいへんな仕事を課すことになる。これらは,ITを見込むことではじめて現実的なものになる ([1], [2], [7])。──この場合のITの活用については [3], [5], [6] で(わたしの実践も含めて)かなり詳しく述べているので,本論考ではこれの内容に立ち入らない。
「IT援用/活用」は結局「IT依存」であり,「IT時代の身体拡張」:
に応じて教授/学習構造がつぎの形へと変化していることになる:
教員にはこの構造変化への対応が求められる。わたしについて言えば,IT時代の教員養成課程教科教育コースの授業設計・実践の枠組みとして,専門領域,情報デザイン,ITを頂点とする三角形を強く意識するようにしている: