IP マスカレードの採用
作成日: 2001-03-06
修正日: 2001-03-06
ネットワーク構築の条件
を満たす方法として,IP マスカレード (IP Masquerade, IP偽装) を採用した。
IPマスカレードは,ローカルネットワークからの要求を代理のIPアドレスで受け取り,それを正式なIPアドレスに渡した後,外部のインターネットに要求を流す処理を行う。要求に対する返答は,その逆の順序でローカルネットワークの要求のあったIPアドレスに返されることになる。これにより,学内のLANに変更を加えず,既存のIPアドレスを使い,複数のPC(無線LANを含む)を接続することができる。
また,IPマスカレードの構築により,グローバルネットワーク側からは,IPマスカレード・マシンまでしか進入できず,ローカルネットワークの内側は見ることができなくなり,遠隔サイトのデータ保護もできる。
システム構成
ハードウェア
本体 (ノートPC)
NEC Lavie NX
ネットワークカード
corega EtherII PCC-T (10Mbps)
Laneed LD-CDF(10Mbps)
ソフトウェア
OS
Linux Slackware 3.4(Kernel 2.2.14)