教員の「修行」は,つぎのように要約されます:
教員は,自分の授業をつぎのように思っている:
- 自分は,指導内容をわかっている者である。
- 自分は,指導内容を教えている。
しかし実際は,
- わかっているつもりに過ぎない。
- 教えているつもりに過ぎない。
よって,つぎの2つのことの修行が必要になる:
- わかるようになる。
- 教えられるようになる。
そこで,本研修ではつぎのことを課題にします:
- "分数" と "正負の数" がわかるようになる。
- "分数" と "正負の数" を教えられるようになる。
「A. "分数" と "正負の数" がわかるようになる」 に対し,
- 研修生は,『「数」早わかり』を予習してくる。
- 8月11日(月) の時間枠で,"分数" と "正負の数" の理解を確実にする。
「B. "分数" と "正負の数" を教えられるようになる」 に対し,
- 研修生は,"分数" 担当グループと "正負の数" 担当グループに分かれて,13日(水) までに,主題の意味・論理に忠実でしかも定石的な「"分数" と "正負の数" の授業ストーリー」を立ててくる。
- 13日(水), 13:00-16:30 の時間枠で,授業案を検討する。
- 15日(金)まで,授業案の推敲。
- 15日(金)に,"分数", "正負の数" の授業案で模擬授業を行いながら,指導法を学習する。
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