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1.2　教材の本質としての「形」

　「形」の指導に援用する素材を，「教材」と呼んでいる。教材とは形を示唆するためのものである。教材の本質は「形」である。

　特に，「教材研究」とは，それぞれの形に対しそれを最もすぐれて示唆できる素材を探求する実践のことである。教材研究に対する評価の基準は，“形の示唆に成功したかどうか”である。