- 一般に,数の和は,道具としてつぎのように使われるよう導入されています:
の関係にあるとき,uに対するq+rの比を「m+n」で表す。
- 「+」の記号のこの用い方を保証する複素数の和は,どのように定義されるものになるでしょう?
(a1 + b1i) +
(a2 + b2i) =
(a1 + a2) +
(b1 + b2)i
- そして複素数の加法ですが,一般に数の加法は, (数の和が定義されているときの) 関数:
(m,n) m+n
(「2数にそれらの和を対応させる」)
として定義されます。複素数の場合もこれに準じます。