8.4.3 〈単位系の取り直し〉に対する
     “自然変換”の解釈



 単位系U={ui|i∈I},V={vi|i∈I} に応ずる関手FU とFV に対し,FU からFV への自然変換(natural transformation)φUVがつぎのように定義される。

 即ち,各QiCQに対しCNの射(Nの上の倍関数)

φUV(Qi) : FU(Qi)─→FV(Qi)

を,図式:



を可換にするところのものと定める。

 自然変換φUV:FU─→FV は,単位系の取り直しの措置の表現になっている。