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2量間の比例関係(関数) からの
数の比例関数の導出
「
2量間比例関係の比例定数
」のところで既に示したように,2量間の比例関数fからはつぎのようにして数の上の関数φが導かれます:
関数φは「一定数倍」の関数です:
φ(n) = n ×α
φは,
「量としての数」
の間の比例関数になっています。比例定数(単位1と単位1に対するφの表現数)はαです。実際,
φ(n ×ξ) = (n ×ξ)×α = (n ×α)×ξ= φ(n)×ξ
φ(1) = 1×α
そこで,φも「比例関数」(「比例定数αの比例関数」)と呼ばれます。
中学数学になると,「比例関数」と言えばもっぱらこの関数のことになります。