10.4.3 論理計算



 論理計算──順序関係の推移法則の適用──も,量の大小比較の方法になる。即ち,二量X,Yに対し,既に何がしかの方法で得られている関係:

X≦Z1,Z1≦Z2,・・・,Zn-1≦Zn,Zn≦Y

を媒介させることによってX≦Yを導くというのが,このやり方である。