数m,nに対し,m+x=nを満たす数xを「n−m」で表す。
言い換えると,「mとたしてnになる数」という言い回しを短くしたのが「n−m」です。
- そこで,「正負の数」では,つぎのようになります :
- (+3)−(+2)
(+3)−(+2) の意味は「+2 を足して+3 になる数」。このことを式に書くと:
左辺の +2 をキャンセルするために,両辺に −2を加える:
((+3)−(+2))+(+2))+(−2)=(+3)+(−2)
よって,
- (+3)−(−2)
(+3)−(−2) の意味は「−2 を足して+3 になる数」。このことを式に書くと:
左辺の −2 をキャンセルするために,両辺に +2を加える:
((+3)−(−2))+(−2))+(+2)=(+3)+(+2)
よって,
- そしてこの二つの結果に,「差の式から和の式への変形規則」を読むことができます: