Up
順序(大小)関係
「正負の数」の順序(大小)関係は,イメージ的には,つぎのように定めます:
「正負の数」を数直線に展開したときに,
数nから見て正の方向に数n' があれば,n<n'
数nから見て負の方向に数n' があれば,n>n'
(数直線のイメージを借りないで定義しようとすると,けっこう煩瑣になります (省略)。)
この順序(大小)関係を用いるとき,絶対値がつぎのように定義できます (注意:順序関係の定義で絶対値を使っていると,循環論法になる):
| n | = max { n, −n }