「円グラフ」と「帯グラフ」は,全体の大きさに対する各項目の度数の比を表現する目的で使われます。
すなわち,全体の大きさに対する項目Aの大きさの比がαであるとき,Aはつぎのように表現されるわけです。
- 円グラフの場合には,中心角が (360×α) 度の切片(扇形)
- 長さLの帯グラフの場合には,長さが L×α の切片(長方形)
円グラフと帯グラフでは,つぎの点がそれぞれの特長になります:
- 帯グラフでは,項目の表示位置に「端」と「中」という差が出る。円グラフではどの位置も同等で「不公平」がない。
- 「事態」の変化を見るという目的でグラフ間の比較をするときは,帯グラフの方が見やすい。
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