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「一般」の意味
作成: 2009-11-15
更新: 2009-11-15
(作業中)
本論考は,学校数学の「役に立つ」を《学校数学=一般陶冶》の立場で考える。 そこで,「役に立つ」の論は,「一般陶冶」の「一般」の内容を論ずるものということになる。
問題は,「一般」がどのように論述されるものになるかである。
数学教育学では,「一般」を論ずるのに,言語写像論/表象主義を用いてきた。 「一般はことばに表され,そしてことばは一般を指示する」という立場である。
実際,数学教育学が思考する「科学」は,西欧合理主義につき,そしてこれは言語写像論/表象主義である。