 『数学の勉強は何のため？』
「学校数学教員」論
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0 要旨 1 「なぜ学校数学か？」の問いの現前 1.0 要旨 1.1 生徒の訴え :「どうして数学を勉強しなくてはならないのか？」 1.2 教員の自問 :「どうして数学を勉強させなくてはならないのか？」 1.3 数学教員養成者/数学教育研究者の自問 :「なぜ学校数学か？」 2 「なぜ学校数学か？」への答えの状況 2.0 所与・惰性としての学校数学──意義についての思考停止 2.1 学校数学の意義の問いの発生と消沈 2.2 「数学を -対- 数学で」──学校数学の振り子運動に 2.3 経済主義の出口論 3 「なぜ学校数学か？」の答えを課題化 3.0 要旨 3.1 「なぜ学校数学か？」は，満足に答えられていない 3.2 「なぜ学校数学か？」の問いには，答えることが必要 3.3 「なぜ学校数学か？」の答えづくりは，学術的課題になる 3.4 現行を所与にする論ではない |