生徒を理解に至らせる方法は,生徒にジタバタさせること──特に,自分で考えさせること。
話して伝える (教え込む) は,理解に至らせる方法にはならない。
そこで,授業の単純設計 (定石) はつぎのようになる:
- 授業のストーリーを,課題解決型にする。
教科の主題は,「役に立つもの (=道具)」であるという理由で学習の対象になる。
したがって,授業を課題解決型 (課題解決の道具として主題が導出される) に構成することは,本来自然なものである。
- 課題解決を授業の中心におく──課題解決に十分時間を使う。
教師は,生徒の考えや解決を上手に導く。
──実際,解決はほとんどの場合,生徒の中から出てくるものではない (主題はそんなに容易くない)。
- 課題解決の道具として導出された主題を,生徒に評価させる。
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