「平均」と「単位量あたりの大きさ」の関係は,つぎのようになる:
- 「平均」──「代表値」の下位主題として
- 「2量の対応関係の線形近似──比例関係に」
- 「比例関係──2量の対の同値類として」
- 比例関係を,2量の対の同値類と捉える
(比例関係は,このときの商集合の要素のことになる。)
- 自然数係数だと,商集合の定義は分数型
- 小数係数だと,「単位量あたりの大きさ」を商集合の要素の表現にできる。
- 「比例関係に大小関係を導入」──「比例関係を量に」の下位主題として
- 比例関係の順序関係を,商集合の要素の順序関係として定める
- 自然数係数だと,大小比較は分数型
- 「単位量あたりの大きさ」を使っていれば,大小比較は小数型。
- 「比例関係に倍・和を導入」──「比例関係を量に」の完結
確認:「平均」は,ステージ2で終わる。
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