Up | English 「錐」に関するいくつかの概念  


  • 直錐
    • 底が回転対称形で,その中心Oの上に錘の頂点Vがある場合

  • (正)n角錐
    • 底が(正)n角形の錘を,(正)n角錘と呼びます。

  • n角錐の頂点,辺,面の数
    • 頂点: n×1
    • 辺 : n+n
    • 面 : 1+n

  • n角錐の側面
    • n角錐の側面は,三角形で構成されています。
    • つぎの条件を満たすn角錐の側面は,二等辺三角形で構成されています:
      1. 底のn角形は円に内接する──その中心をOとする
      2. 底に垂直でOを通る直線の上に,頂点がある。


    • 直正n角錐の側面は,合同な二等辺三角形で構成されています。

  • 円錐
    • 底が円の錐を,円錐と呼びます。

  • 直円錐の側面
    • 直円錐の側面を構成しているファイバーは,同じ長さ(合同)です。これを「母線」と呼ぶことがあります。
    • 特に,直円錐の側面の展開図は,扇形になります。


    • 円を「正無限角形」と見るとき,母線の各々は「退化した二等辺三角形」と見ることができます。

  • "truncated cone"
    • 底が平面の錘に対し,底に平行な面で錘を2つに切断します。このときの底を含んでいる方の形を, "truncated cone" と呼ぶことがあります。