- ここでは,「図形」を「図の形」と読み,「図」を「形が読まれている対象」としておきましょう:
図(リアル)
| 抽象 (読み) ────→
| 「形」(フィクション)
|
- 「形」のことばを「図に対する読み」のように使うとき,「形」のことばの日常的な使い方(形=輪郭・外形)と馴染むときもありますが,そうでないときもあります(「構造」ということばを使った方がしっくりする場合など)。
- 「形」に関しては,「視覚的(ビジュアル)」ということはあまり本質的ではありません。
実際,つぎの両方の場合があり得ます:
- 視覚的でない対象を視覚的に表現する
- 視覚的な対象を視覚的でなく表現する
(念のために言えば,ここでの「表現」が「形」です。)