- 点対称形
- 図形 X が点対称であるとは,以下の条件を満たす点Cが存在する (「見つけられる」) こと:
X の各点 x に対し,C に関して x と対称x な点は,X に属する
- 「図形 X が点対称でないことを示す」とは, 「どのような点も上の条件を満たす点Cにはならないことを示す」ということです。
Cの候補としてチェックしなければ点が無限にあるような図形では,これを示すのは無理ということになります。
- 線対称形
- 図形 X が線対称であるとは,以下の条件を満たす直線Lが存在する (「見つけられる」) こと:
X の各点 x に対し,L に関して x と対称x な点は,X に属する
- 「図形 X が線対称でないことを示す」とは, 「どのような直線も上の条件を満たす直線Lにはならないことを示す」ということです。
Lの候補としてチェックしなければ直線が無限にあるような図形では,これを示すのは無理ということになります。
- 面対称形
- 図形 X が面対称であるとは,以下の条件を満たす平面Sが存在する (「見つけられる」) こと:
X の各点 x に対し,S に関して x と対称x な点は,X に属する
- 「図形 X が面対称でないことを示す」とは, 「どのような平面も上の条件を満たす平面Sにはならないことを示す」ということです。
Sの候補としてチェックしなければ平面が無限にあるような図形では,これを示すのは無理ということになります。