ゴム紐がつくる形の「同じ形」を,つぎのルールで考えることにした :
「切らない限りの変形 (伸び縮みを含む) を,無視する」
即ち,二つの形が同形であるとは,切らない限りの変形 (伸び縮みを含む) で一方から他方に変わることである。
形F1 から形F2 への変形は,つぎが内容になっている:
《もとのF1 の点P1 には,F2 の点P2 が対応する》
この対応は,関数である。
翻って,「同形」は,二つの図形の点対応 (関数) で表現されるものである。
例:つぎの二つの形は,同形である:
実際,右の形は,左の形の同形変形から導ける。
──「同形」の点対応は,つぎのfのようになる:
実際,右の形の端点は,左の形の同形変形からは導けない:
実際,右の形の交差点は,左の形の同形変形からは導けない:
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