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測定の論理への意識
「量の測定」と(その逆の)「測定値からの量の再現」の論理──言い換えると,量の書き方と書かれた量の読み方の論理──は,平生,「論理」という形でわたしたちの意識に上ってくることはありません。
この論理がわたしたちの意識に顕在化してくるのは,つぎのような場合です。
単位/基準を(生活上の便利のために)複数個用意しておき,場合に応じて使い分けていくということが発想されたとき
単位/基準の変換を随意的に行なうということが発想されたとき