Up 数の起こり:量表現 作成: 2007-07-16
更新: 2007-07-16


    「数」は,量表現から起こります。

    人が量(大きさ)を表す方法には,いろいろあります。
    身振りで量を表すのも,そのひとつです。
    そして,数学の主題になる「量表現」は,つぎのものです:



    このときの「どれだけ」は,2量の比 (倍関係) になっています。
    ──ここが重要な点です!

    そこで,2量の比 (倍関係) を表す道具をつくれば,量表現ができることになります。
    この道具が「数」です。
    「数」は,このようにして起こります。