6.4.2 位相構造



 順序構造を伴う量の系 ((Q,+),(N,+,×),×) (特に,順序構造を伴う量形式)に対しては,それの位相として順序位相を標準的に考える。このとき,順序構造を伴う量の系の同型は位相同型になる。

 特に,写像:
Q×Q─→Q; (x,y) x+y
Q×N─→Q; (x,ξ) ×ξ
が連続。

 したがってまた,順序構造を伴う量の系が線型空間ならば,それは順序位相線型空間である。