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球面図のミスリーディング
作成: 2018-01-16
更新: 2018-01-16
ここまで「多様体」の絵として,球面を用いてきた:
この絵は,「接平面」を考えるときには,ミスリーディングなものになる。
というのも,「地図」と「接平面」が混同される絵になっているからである。
日常の「地図」──凸凹の地面を上から俯瞰した絵──を考えればわかるように,「地図」は「接平面」とは別概念である。
一方,
「リーマン多様体」
になると,「地図」と「接平面」は同じことになる。