Up | 絶対と恣意 | 作成: 1996-10-09 更新: 2007-08-09 |
すなわち, リアルと理論のカップリング──リアルに対しどの理論をどのように適用するか──は,本質的に恣意である。正しい・正しくないは,ない。 あるのは,「ひとに受容されるかされないか」(この意味で,「有効かそうでないか」)。 特に,リアルと理論のあるカップリングが妥当かどうかは,ケース・バイ・ケース (状況依存,人依存,文化依存)。
ひとに受容される恣意を指すことばが「行儀(マナー)」。このことばを使えば,受容の基準は「行儀(マナー)のよし/悪し」。 「行儀(マナー)のよし/悪し」は,ケース・バイ・ケース。──したがって特に,「行儀(マナー)」は経験的に習得する他ない。 |