- 先ずは,指導案を作成してみましょう。
自分のつくった指導案に,<自分>が表現されています。
- 少ししか書けないのは,「知識・理解」の不足を示しています。
「少ししか書けない」がどんな内容でもそうであれば,これは「考える力」の決定的な不足を示しています。
重要 : |
「少ししか書かない」は,「少ししか書けない」ということです。
(「横着」ということではありません。「能力不足」ということです。)
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- グチャグチャで見通しの悪い書き方になっているのは,主題内容が自分の中で整理されていないことを示しています。(すなわち,「よくわかっていない」ことを示しています。)
- 指導案作成とは,第一に,授業を論理的に構成する作業のことです。
「シンプル・最短コース (無駄がない)」は,授業が論理的に構成されることの結果として出てきます。
授業の論理的構成は,深く考えればできるというものでもありません。
授業を論理的に構成できるためには,それができる力をつけなければなりません。
この力は,一朝一夕にできるものではありません。辛抱強く修行を重ねるしかありません。(あせってもしようがないので,「真面目に10年修行」を当面の目標にして,「しばらくはできなくてもしょうがない」と腹をくくることにします。)
- 授業は,「指導案に書いたことを順に思い出す」みたいにやるのではありません。
実際,「指導案に書いたことを順に思い出す」みたいに授業することはできません。
授業者は,つぎのことができるようにします:
「局面 (ブロック) から局面 (ブロック) へ」
このことには,特に,
が含まれます。
重要 : |
授業の準備の形は,「指導案に書いた内容を記憶する」ではなく,イメージトレーニングです。
授業は,経験を積むごとに,カラダでできる (=ラクにできる) ようになります。
最初はうまくできないのがアタリマエですので,無用にあせったり心配したりしないように。
(ただし,あくまでも修行を怠らないことが条件です。何もしないでだんだんできるようになるということは,ありません。)
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