教員養成課程の方法を誤ると,教員養成課程はモンスター教員養成課程になる。
モンスターをつくってしまう教育理論の型の一つが,体系バラバラ主義である:
- 実用・実際主義
- 合科主義
- コア・カリキュラム
- 基礎学習コース
- 生活単元
- 総合学習
- 体系バラバラ的問題解決学習
- 体験学習
- インターンシップ
- 地域フィールドワーク
- ボランティア
体系バラバラ主義からモンスターがつくられるというのは:
- 体系の学習が<成長>を実現する。
ところが,体系バラバラ主義は,体系の学習を軽んじる風潮をつくる。
学校で生徒は体系の学習から離れるようになり,<成長>機会を自ら捨て,モンスターになる。
- 学校現場は,何をやってよいかわからず,つまらないことをやるだけになる。
これに付き合わされる子どもは,<成長>機会を持てず,モンスターになる。
「法人化」の国立大学では,この体系バラバラ主義が教員養成課程づくりの方法に使われる。
なぜなら,「法人化」の要素になっている教育理論が,まさにこの体系バラバラ主義であるからだ。
ここでは,教員養成課程理論になった体系バラバラ主義を,内容的に見ていく。
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