Up | 要 旨 | 作成: 2013-07-09 更新: 2013-07-09 |
全体論考は,「学校数学」の意味の論考である。 「学校数学」の意味の論考は,論考の趣意を外さないために,「学校数学は何のため?」の問いの答えづくりに代える。 ただし,「学校数学は何のため?」の問いだと,まだ広く漠然としている。 そこで,生徒の側からの「学校数学の勉強は何のため?」の問いに対する答えづくりに限定する。 この問いは,「学校数学の勉強は自分にとって何のため?」である。 そしてこの答えは,すべての生徒に「学校数学の勉強は,あなたに得がある」と答えるものである。 これらの限定は,「学校数学は何のため?」の部分的な論考に入るということではない。 問題の核心に近いところから論考に入るということである。 特に,問題の一般性ないし本質を失するものではない。 |