数学の勉強は,個々には,ある主題の勉強である。
勉強の<わかる>とは,個々には,ある主題の勉強の<わかる>である。
<わかる>とは,主題の意義がわかり,主題の内容が身につくということである。
主題の内容が身につくとは,自らこれをつくれるようになる・使えるようになるということである。
例 : |
「分数」の勉強における「分数の積」の<わかる>は,数学的には,分数表記の文法,記号「×」の文法,積の公式を導く推論等を示せることである。
「微積分」の勉強における「接線」の<わかる>は,数学的には,「局所的に線形」の意味,関数グラフの接線と関数の変化率を関係づけるロジック等を示せることである。
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