Up 量の学 作成: 2017-08-03
更新: 2017-08-03


    数学は,量の学として,ひとの生活とつながっている。

    人の営みの中に,<対象を量に表現し,量を数値化し,数計算する>という行為がある。
    現れる頻度や内容は人・場所によってまちまちであるが,これが無かったら社会は回らない。

    数学は,<対象を量に表現し,量を数値化し,数計算する>の理論化・体系化である。
    数学は,結局これをやってきたことになる。
    実際,数学全体に通底しているものは,これである。
    一見「量」と無縁に見える主題も,「量」を潜ませている。