Up 「癌治療」 作成: 2023-08-29
更新: 2023-08-29


    癌に対し,医療はつぎの3つを処方と定める:
    1. 癌病巣を手術で取り除く
    2. 癌病巣に放射線を照射し,癌病巣の細胞を DNA の破壊によって壊死させる
    3. 薬物で,がん細胞の増殖メカニズムを阻害する

    これらはすべて,他の細胞を巻き込む。
    他の細胞が巻き込まれることは,体の不調として現れる。
    医療は,体のこの不調を「治療の副作用」と呼ぶ。


    癌があることは,ひとの体の常態である。
    ひとの体は,癌と付き合っている。
    癌は,現れたり消えたりしている。

    しかしひとは,このことを知らない。
    癌が見つかったら,直ちにこれを無くさねばならないと思う。
    直ちに無くさねば,自分は癌で死んでしまうと思う。

    ひとがこう思うのは,ひとがこう思うように医事薬事利権が仕向けてきたためである。
    ひとのその思いは,医事薬事利権が洗脳したものである。


    「副作用」のことばには,「死ぬよりまし」の意味が込められている。
    しかし「副作用」とは,だいたいがつぎのように考えておくのがよいのである:
     《 死なずに済んでいたものが,わざわざ治療を受け,これの「副作用」で死ぬ》

    体の治癒は,体がこれを行う。
    これを「自然治癒」と謂う。
    医療は,自然治癒を「治療のおかげ」と言い換える。
    そして治療が体をよけい悪化させていることを,「手遅れ」と言い換える。
    そしてひとは,この言い換えに騙される。