- 概要
- GPIO制御の方法は,<ファイルシステムに結びつけて制御>。
──つぎのディレクトリのファイルが,操作対象:
- GPIO nピンの OFF・ON
つぎのファイルに 0 を書き込むと OFF,1を書き込むと ON になる:
/sys/class/gpio/gpio[n]/value
- GPIO nピンの OFF・ON のチェック
$ cat /sys/class/gpio/gpio[n]/value
- 制御手順
ツール・ラボ : RaspberryPi入門 第24回 から引用
- GPIOピンの使用を宣言する
GPIO nピンを使う場合、/sys/class/gpio/exportというファイルに nを書き込む。
これにより、/sys/class/gpio/ディレクトリに GPIO nピン制御に必要なファイルが生成される。
- 使用宣言した GPIOピンが入力なのか出力なのか設定する
- GPIOを制御する
ファイル /sys/class/gpio/gpio/[n]/value に 0 か1 を書き込む。
- 使い終わったら,GPIOピン使用終了を宣言する
- GPIO nピンの使用宣言
$ echo [n] > /sys/class/gpio/export
これにより,ディレクトリ /sys/class/gpio/ の中にディレクトリ gpio[n] がつくられる
$ ls /sys/class/gpio/
export gpio[n] gpiochip0 unexport
$ ls /sys/class/gpio/gpio[n]/
active_low device direction edge power subsystem uevent value
- GPIO nピンが入力用なのか出力用なのかの設定
入力用の設定
$ echo in > /sys/class/gpio/gpio[n]/direction
出力用の設定
$ echo out > /sys/class/gpio/gpio[n]/direction
- GPIO nピンの制御
ON の設定
$ echo 1 > /sys/class/gpio/gpio[n]/value
OFF の設定
$ echo 0 > /sys/class/gpio/gpio[n]/value
- 終了宣言
echo [n] > /sys/class/gpio/unexport
確認:
$ ls /sys/class/gpio/
export gpiochip0 unexport
( gpio[n] ディレクトリがなくなっている)
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