RFKill (Fedora に関する文書) を引用:
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多くのコンピュータシステムが、Wi-Fi、Bluetooth、及び 3G のデバイスを含む電波発信器を格納しています。
これらのデバイスは電力を消費し、 使用されない時には無駄になります。
Linux カーネル内のサブシステムである RFKill は、コンピュータシステム内の電波発信器が、クエリ、アクティベート、 そしてディアクティベートされる土台のインターフェイスを提供します。
発信器がディアクティベートされていると、それらはソフトウェアが 再アクティベートできる状態(ソフトブロック)に置かれるか、又はソフトウェアが再アクティベートできない状態 (ハードブロック)に置かれます。
RFKill コアはサブシステム用にアプリケーションプログラミングインターフェイス (API) を提供します。
RFkill をサポートするように設計されているカーネルドライバーは、この API を使用してカーネルで登録し、デバイスを有効にしたり無効にしたりする方法を含んでいます。
更には、 RFKill コアはユーザーアプリケーションが解釈できる通知と、ユーザーアプリケーションが発信器の状態をクエリする方法を提供します。
RFKill インターフェイスは /dev/rfkill にありますが、ここにはシステム上にある全ての電波発信器の現在の状態が 含まれています。各デバイスの現在の RFKill 状態は、sysfs に登録されています。
更には、RFKill は RFKill 対応のデバイス内の状態の各変化について uevents を発行します。
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rfkill コマンド
- RFKill 対応のデバイス一覧を取得
- デバイスのブロック
$ rfkill block [デバイス番号]
$ rfkill block [デバイスカテゴリー]
- デバイスのアンブロック
$ rfkill unblock [デバイス番号]
$ rfkill unblock [デバイスカテゴリー]
例:
$ rfkill block wifi
$ rfkill unblock wifi
WiFi を unblock
$ rfkill unblock wifi
RF-kill デバイスの block/unblock 状態を見る
$ rfkill list
0: phy0: Wireless LAN
Soft blocked: no
Hard blocked: no
1: hci0: Bluetooth
Soft blocked: no
Hard blocked: no
$ rfkill help
Usage:
rfkill [options] command [identifier ...]
Tool for enabling and disabling wireless devices.
Options:
-J, --json use JSON output format
-n, --noheadings don't print headings
-o, --output define which output columns to use
--output-all output all columns
-r, --raw use the raw output format
-h, --help display this help
-V, --version display version
Available output columns:
DEVICE kernel device name
ID device identifier value
TYPE device type name that can be used as identifier
TYPE-DESC device type description
SOFT status of software block
HARD status of hardware block
Commands:
help
event
list [identifier]
block identifier
unblock identifier
For more details see rfkill(8).
$ ls -la /dev/rfkill
crw-rw-r-- 1 root netdev 10, 242 Feb 11 20:35 /dev/rfkill
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