Up 「X11forwarding」設定 作成: 2021-03-04
更新: 2021-03-05


    RaspberryPi に, Xアプリケーションaがインストールされている。
    PC から RaspberryPi に ssh 接続し,PCのターミナルでaを起動するコマンドを打ち込み,PC のデスクトップをaの実行画面にしたい。

    これが成るために, ssh コマンドは「-X」オプションをつける。
    「-X」オプションの意味は "Enables X11 forwarding" ──「クライアントアプリケーションに Xプロトコルパケットを送ることを可とする」──である。

    RaspberryPi の側で「サーバにXプロトコルパケットを送ることを可とする」の設定がされていれば,,サーバとクライアントの間のXプロトコル通信ができることになる。

    RaspberryPi の側の設定は,つぎの2つのファイルでする:
      /etc/ssh/sshd_config
      /etc/ssh/ssh_config

    /etc/ssh/sshd_config では,つぎを設定:
      X11Forwarding yes

    /etc/ssh/ssh_config では,つぎを設定:
      ForwardX11 yes

    また,「-Y」オプションの "Enables trusted X11 forwarding" に応じる設定は,/etc/ssh/ssh_config のつぎの行の有効化である:
      ForwardX11Trusted yes


    設定を反映させるために,リブート
      $ sudo reboot