(Wikipedia「抗原提示細胞」,「主要組織適合遺伝子複合体」より)
- 血球のひとつ
- 細胞表面上に,主要組織適合抗原分子(MHC分子)を持つ
- 体内に侵入してきた細菌やウイルス感染細胞などの断片を,,抗原として,主要組織適合抗原分子に載せて提示する。
──T細胞がこれに反応して,活性化する。
- 主要組織適合抗原分子(MHC分子)
MHC分子は,クラスIとクラスIIという2種類が主要で、このうちMHCクラスIが、核のあるすべての細胞に存在・発現している。
MHCクラスIIは、B細胞・樹状細胞・マクロファージに存在・発現している。
- プロフェッショナルな抗原提示細胞
- 「抗原提示」の内容
- タンパク抗原の取り込み(内在化 internalization またはエンドサイトーシス)
- 取り込んだタンパク抗原を分解・断片化してペプチドにする(プロセシングまたは抗原処理 processing )
- 抗原処理したペプチド断片をMHCクラスII分子と結合させ、自分の細胞表面に発現させる
- CD4陽性T細胞(ヘルパーT細胞)に抗原を認識させ、T細胞を活性化させる
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