Up 成長 作成: 2018-06-20
更新: 2018-06-20


    異文化が先進文化として入ってくる。
    「先進」の思想は,後進の者の目には「合理主義」に映る。
    そこで,この文化への反発は,「反合理主義」がこれの形になる。

    若いときは,先進文化になびく。
    リアクションが「反発」であっても,反発の形をその先進文化からもらう。
    すなわち,その文化の一部になっているカウンターを用いる。

    成長するにつれ,考え方が変わる。
    「成長」の内容は,「経験値が高まる」である。
    「日本型」が言い出されるときは,ほぼこのレベルの「反合理主義」を指している。

    翻って,「日本型」は,合理主義のフィールドや若年のフィールドに求めるものではない。
    「合理主義のフィールド」「若年のフィールド」とは?
    例えば,現前の学会は,これになる。