Up 通俗『国家論』の間違え方 : 国と社会の混同 作成: 2022-06-13
更新: 2022-06-13


    「国」は,共同体が外と(いくさ)を構えるときの顔である。
    平和の時節に生きる者は,外との戦を考えられない。
    そこで,「国」を内向きに考える。

    ある者は,国を権力と混同する。( 国と権力の混同)
    そしてある者は,国を社会と混同する。

    国を社会と混同する『国家論』の好例は,「国学」である。