Up 分枝/シュート (株) 作成: 2009-07-03
更新: 2014-09-03


2014-08-26



2014-09-02
頂枝



2014-09-02






2014-09-02





花芽と葉芽が別々なら,3年枝が当年枝だったとき,その先端には 3+4+4=11 個の冬芽がついていたことになる。
このような数の冬芽がついているのは見たことがなく,たいてい1, 2, 3個である。
よって,ロジックとしては,雌株の冬芽は混芽であることが導かれる:



さて,事実は?
春の時期の観察に期すとする。


2014-08-26




枝の先端についているのは,花が終わったあと (冬芽ではない)。
これは,「幼果」の位置づけになる (翌年に果実として成熟する)。
特に,先端に幼果をつけている枝は,前年枝 (当年枝ではない)。

分枝の原理は,「前年枝の(準)同型をつくる (フラクタル性)」。
この枝の先端には,枝の生成のもとである葉芽がついていない。
よって,分枝プロセスはここで終わっているということになる。


「幼果」:



果実は,3年枝につく格好になる: