Up | モンスター論理 :「犯罪者の籍があるところは謝罪する」 | 作成: 2009-03-05 更新: 2009-03-05 |
「籍があるところは謝罪」は,モンスター・ロジックである。 そして今は,このモンスター・ロジックが圧倒的優位にある時代である。 国立大学も,このモンスター・ロジックに感化されてしまったところの一つである。 今日,学生が学外で犯罪を起こしたとき,大学執行部は謝罪をパフォーマンスする場を設ける。 これは,もちろん欺瞞である。 謝罪をパフォーマンスする者は,実際には自分に罪はないと思っている。 そして,そう思うのは正しい。 「犯罪者の籍があるところ」を「犯罪者を産んだ者」と同じにするのは,知力の弱さが原因である。 知力の弱い者がこれをやってしまうのは無理ないとしても,国立大学がこれをやるようになっては,世も末である。 (つぎへ続く: 「免責」) |