Up ディスプレイ行為 作成: 2011-02-07
更新: 2011-02-07


    いまの時代は,社会問題を発生させた組織は《組織は,2度とこういうことを起こさないための対策を,いっしょうけんめい進めている》の姿を社会に示さねばならない,というふう (風潮) になっている。

    このタイプのディスプレイ行為は,必ず,ものごとの本質/実質からずれたものになる。
    しかし,人・組織は,決まって,社会の風潮に過剰に反応するという方向に進んでしまう。

    ディスプレイ行為は,<欺瞞>が本質になっていく。
    「人権・倫理」の科目開設の意味を考えることの中には,この<欺瞞>のダイナミクスを捉えることが含まれる。