Up | 例 :「パブリックコメント募集」への対し方 | 作成: 2008-04-06 更新: 2008-04-06 |
これに倣い,いろいろな公的機関が「パブリックコメント」を行うようになる。 国立大学でも,「法人化」の施策案は学内のパブリックコメントにかけられる。 ──ただし,つぎのように意見提出期間が短く,多分にアリバイづくり的なところもあるが:
ここで問題にしたいのは,この種の「パブリックコメント募集」に対応する形である。 意見を出さないのは,「異議無し」の意味になる。 よって,意見の表明が必要になる。 ただし,「コメント」は,このゲームを認めることになる。 このゲームを認めないことを述べる意見は,ゲームのメタレベルを使うことになり,そして送る先は募集元ではなく,筋から言うと,全学教職員全員 (メディアは同報メール) である。 しかし,このやり方は,これの方法論が相手に了解されている限りにおいて可能になる。 ──了解がなければ,唐突メール (さらには迷惑メール) になる。 したがって,どんなメディアを用いそして誰に発信するかを,状況を見てケースバイケースで判断することになる。 現実には,このようなことをするコスト (労働量・時間) を見て,たいていは「パブリックコメント募集」を流すことになる。 そして募集元も,どうせコメントは来ないと見込んで上記のようなナンセンスな期間設定をするような感じにも,なってしまう。 |