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要 旨
作成: 2009-06-07
更新: 2009-06-07
ひとは金を目の前にぶら下げられると,自分が欲しいというより「他の者に独り占めさせたくない」の思いから,これに食いつく。
教育・研究を専門とする大学教員が,珍妙な「教育・研究改革プログラム」に自ら進んで参入していくのも,この習性による。
習性は,教育・研究に対する知見よりも,強い。 ──カラダはアタマより強いのである。
そこで,「業績評価」論では,「他人の金を妬む習性」が主題になる。 ──主題の位置づけは,つぎのようになる:
「業績評価」論のうちの,教員論。
教員論のうちの,主体論。
主体論のうちの,カラダ論。
カラダ論のうちの,「他人の金を妬む習性」論。