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「人は生き残りを理由に仕事をする」

作成: 2008-12-15 更新: 2008-12-15

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「業績評価」を発想する者は，「人は生き残りを理由に仕事をする」という考え方をしていることになる。 その者は，人の仕事を単純に割り切り，それでわかったつもりになっている。 どうしてこのようになるかというと，人に対する「愚民」観がもたれているからである。 自分以外の大勢(おおぜい)を「愚民」に観ることが癖になってしまっている。 人を「愚民」に観るこの者は，「知識人」である。 「知識人」は，自分の仕事については，このような単純な割り切り方はしない。 しかし，他の者の仕事については，単純な割り切り方をする。 「自分の仕事の意味は深いが，他の者の仕事の意味は，生き残りを理由に仕事をするといった，単純なものである」というわけだ。