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分担表の誤読・誤用
作成: 2014-04-07
更新: 2014-04-07
委員には,教授担当が指定されているものがある。
例えば,
「人事委員(教授) 1」
といった具合である。
「理科担当・数学担当」は,これと同種である。
即ち,「理数分野の委員分担表」は,つぎが本来の形である:
A
1
(理)
1
A
1
(数)
1
A
2
(理)
1
A
2
(数)
1
:
:
A
a
(理)
1
A
a
(数)
1
B
1
1
B
2
1
:
:
B
b
1
そして,これを見やすくしたのが,つぎの表である:
理科
数学
A
1
1
1
A
2
1
1
:
:
:
A
a
1
1
B
1
1
B
2
1
:
:
B
b
1
理科の「共通のものを,分野の教員数比で,分野に割り当てる」は,この簡便表の誤読・誤用である。
この誤読・誤用は,負担の格差をつくる──即ち,数学の負担を大きくする:
教員一人の担当委員数
理科: 1.40 (1か2)
数学: 2.30 (2か3)
一般に,この種の「誤用」は,負担を大きくされる側からは「悪用」とか「ペテン」と呼ばれることになる。