Up <生き残り>バブル 作成: 2006-09-14
更新: 2007-06-10


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掲載履歴
  • コムスン曰く「悪意はなかった」は本当 (07-06-10)
  • <生き残り>バブル:結語 (2007-06-07 時点)
  • <生き残り>バブル:要旨 (07-06-06)
  • 能力としてのデモクラシー (07-06-01)
  • 泥棒にしたくないなら,最初から息の根をとめろ (07-05-25)
  • 「生き残る」のリアリティ (07-05-24)
  • 大学執行部における哲学の貧困 (07-05-24)
  • 国立大学評価の「正しい」結果 (07-05-22)
  • 法人化の国立大学:経済主義+点取り主義+生き残り主義 (07-05-20)
  • 一般法則:経済主義+点取り主義+生き残り主義=破滅 (07-05-20)
  • 一般法則:生き残り主義は犯罪に進む (07-05-20)
  • 一般法則:点取り主義は邪道を行う (07-05-20)
  • 一般法則:経済主義は自分のところの産業を壊す (07-05-20)
  • バブルと下知体制の結合 (07-05-19)
  • 事務局による大学執行部の吸収 (07-05-18)
  • 改革を行えるのはよそ者・若者・ばか者」の意味 (07-05-18)
  • 教員と事務方が立場を同じくすることの困難 (07-05-18)
  • 教員と事務方で考え方が違ってくる理由 (07-05-18)
  • 教員と事務方の間の問題意識の乖離 (07-05-17)
  • 「厳しい状況」への反応の<個の多様性> (07-05-15)
  • 『「意向投票」と‥‥』(2007-05-08) の撤回 (07-05-14)
  • 生き残り競争社会の一般的構図 (07-05-13)
  • 「望ましい学長像」の装置的意味 (07-05-13)
  • 経済財政諮問会議有識者による国立大学再建指導 (07-05-12)
  • <生き残り→生態系破壊>との類比 (07-05-12)
  • <生き残り>バブル (07-05-12)
  • 国立大学の顧客獲得営業 (07-05-11)
  • 「学長独裁制度」の押さえ (07-05-11)
  • 「意向投票」と「学内の有資格者」(07-05-08)
  • 「強いリーダーシップ」 (07-05-08)
  • 「執行部貢献」配分 (07-04-16)
  • 官製競争主義=評価主義,評価の不可能,退廃 (07-04-14)
  • 「競争に生き残る」は装飾/騙詐に進む (07-04-14)
  • 批判能力/理知主義の低下 (07-04-13)
  • 横並びの組織化手法を用いる危険 ─ 執行部の悲劇 (07-02-05)
  • 横並びの重層構造 (07-02-05)
  • 無理の果ては詐欺行為 (07-01-30)
  • <能力陶冶>をわかっていない (07-01-26)
  • 「スリム化」とは正反対の方向に邁進 (07-01-24)
  • 真似・横並び,そして危険 (07-01-22)
  • 大学評価制度の<成果>は,形式主義/本末転倒 (07-01-11)
  • 「法人化」は「官僚主義化」(07-01-07)
  • ファンダメンタル
    ──法人化から反照される国立大学の知性 (06-12-15)
  • 「リーダシップ」バブル (06-10-10)
  • 「なりふりかまわず」が習い性になる (06-09-30)
  • 「下品」になる (06-09-30)
  • 評価主義/競争主義の論理 (06-09-29)
  • 「生き残る」を「生きる」とイコールにしてしまう (06-09-29)
  • 「右肩上がり」を強いられる (06-09-28)
  • 「伽藍栄えて仏法滅ぶ」(06-09-23)
  • 行政に対する批判的スタンスの必要 (06-09-17)
  • 中央指導と「強化された学長のリーダシップ」の関係 (06-09-17)
  • 中央指導と有識者会議 (06-09-17)
  • 本分・本業の閑却 (06-09-15)
  • 「糧の争奪戦に生き残る」を真に受ける時代性 (06-09-14)
  • 大学の生き方 : 要旨 (06-09-14)
  • 大学のレジャーランド化に走る軽率 (06-04-09)
  • はやりに惑わされる (06-01-10)
  • 0. 要旨

    I. <生き残り>バブル──「法人化」として起こっていること
    1. 要旨

    2. <生き残り>バブル
      1. <生き残り>バブル
      2. 生き残り競争社会の一般的構図
      3. <生き残り→生態系破壊>との類比
      4. 経済財政諮問会議有識者による国立大学再建指導
      5. 「厳しい状況」への反応の<個の多様性>

    3. 経済主義+点取り主義+生き残り主義による大学破壊
      1. 一般法則:経済主義は自分のところの産業を壊す
      2. 一般法則:点取り主義は邪道を行う
      3. 一般法則:生き残り主義は犯罪に進む
      4. 一般法則:経済主義+点取り主義+生き残り主義=破滅
      5. 法人化の国立大学:経済主義+点取り主義+生き残り主義

    4. 思考停止,哲学の貧困
      1. 「生き残り」のことばで思考停止
      2. 大学執行部における哲学の貧困
      3. 「生き残り」哲学の出処

    5. 下知待ち

    6. 「横並び」指向
      1. 真似・横並び,そして危険
      2. 横並びの重層構造
      3. 横並びの組織化手法を用いる危険 ─ 執行部の悲劇

    II. 評価主義/競争主義
    1. 要旨

    2. 評価主義/競争主義とは?
      1. 官製競争主義=評価主義,評価の不可能,退廃
      2. 評価主義/競争主義の論理
      3. 「右肩上がり」を強いられる

    3. 国立大学評価
      1. 要旨
      2. 中央指導と有識者会議
      3. 中央指導と「強化された学長のリーダシップ」の関係
      4. 大学評価制度の<成果>は,形式主義/本末転倒
      5. 行政に対する批判的スタンスの必要
      6. 国立大学評価の「正しい」結果
      7. 「生き残る」のリアリティ

    4. 虚飾・下品・知力低下
      1. 「伽藍栄えて仏法滅ぶ」
      2. 「生き残る」を「生きる」とイコールにしてしまう
      3. 「なりふりかまわず」が習い性になる
      4. 「下品」になる
      5. 「競争に生き残る」は装飾/騙詐に進む
      6. 批判能力/理知主義の低下

    5. 無理な企画と詐欺行為
      1. 「スリム化」とは正反対の方向に邁進
      2. 無理の果ては詐欺行為
      3. 泥棒にしたくないなら,最初から息の根をとめろ
      4. コムスン曰く「悪意はなかった」は本当

    III. 「学長の強化されたリーダシップ」
    1. 要旨

    2. リーダシップ
      1. 「リーダシップ」バブル

    3. 学長独裁体制
      1. 「学長独裁制度」の押さえ
      2. 「強いリーダーシップ」

    4. 学長選挙
      1. 「意向投票」と「学内の有資格者」
      2. 『「意向投票」と「学内の有資格者」』の撤回
      3. 「望ましい学長像」の装置的意味

    5. 学長独裁体制における事務方の位相
      1. 教員と事務方の間の問題意識の乖離
      2. 教員と事務方で考え方が違ってくる理由
      3. 教員と事務方が立場を同じくすることの困難
      4. 改革を行えるのはよそ者・若者・ばか者」の意味
      5. 事務局による大学執行部の吸収
      6. バブルと下知体制の結合
      7. 「法人化」は「官僚主義化」
      8. 「一党独裁・官僚主義・計画経済」
      9. 教員と事務方の関係の沿革

    6. お手盛り配分
      1. 「執行部貢献」配分

    7. デモクラシー
      1. 能力としてのデモクラシー

    IV. 「なりふりかまわず」──大学道の頽弊
    1. 要旨

    2. 糧の争奪戦,大学教育の幼稚化
      1. 要旨
      2. 「糧の争奪戦に生き残る」を真に受ける時代性
      3. 国立大学の顧客獲得営業
      4. 大学のレジャーランド化に走る軽率
      5. 大学教育の幼稚化
      6. 実学
      7. <能力陶冶>をわかっていない

    3. ディレッタンティズム
      1. 「ディレッタンティズム」の意識化/問題化
      2. 思いつき/思考停止でものごとが始められてしまう理由
      3. 外部有識者会議

    4. 退行
      1. 法人化から反照される国立大学の知性
      2. はやりに惑わされる
      3. 本分・本業の閑却
      4. 失政と根性主義

    5. 事例研究 :
      1. 要旨
      2. 「大学基金」

    V. 結語 (2007-06-07 時点)