Up | 真似・横並び,そして危険 | 作成: 2007-01-22 更新: 2007-01-22 |
そしてこのうちの最も我慢のならないものの一つが,<真似・横並び>である。 真似・横並びが本当の理由である案件に対しては,体裁のための理由──欺瞞的な理由──が後からつけられる。 実際,この場合,まともな理由づけなど当然できない。 真似は真似以上にはならない。 <できる者>の風を装えば,「できる者」になれるか? 他人の皮を被ってその他人になれたと思う者は,馬鹿者である。 ──これは誰にでもわかる道理。 「できる者」になるには,その<できる者>の必然性が自分の必然性とならねばならない。 ところが,必然性が何もない状態で,<できる者>の風を装おうとする。 これが,法人化の国立大学での「改革」の実態。
事例研究 :「大学基金」 |