Up | 各種教職員組織への「周知」のタイミングと方法 | 作成: 2010-04-03 更新: 2010-04-03 |
(2) これの内容 (理由を含めて) これのタイミングと方法は,けっこう難しい問題である。 どの場面で,いつ,どんなふうな口上で行うものなのか? かなりのサイズの文書を,どのメディアで,どんなふうに発信するのか? 名称変更を行うことのアナウンスと,名称変更を行う理由の提示は,一つの場所・時間にはならない。 実際,名称変更のアナウンスは,名称変更の内容の周知が既にできていて,はじめて成り立つ。 一方,名称変更の内容の周知作業は,名称変更のアナウンスを先行させなければ,「唐突」の誹りや手続き論の立場からの誹りを受ける。 しかし,唐突でない方法,手続き論を満足させる方法は,だれにも考え出せないものである。 なぜなら,そのような方法は無いからである。 「唐突」を言うときは,きまって,唐突でない方法については思考停止している。 「手続き」を言うときは,きまって,手続きの実際については思考停止している。 要点は,ものごとは1回では決まらないということである。 一つのステージからつぎのステージへというふうには,ものごとは進まないということである。 しかし,このことをひとに説明し納得させることは,至難である。 ひとは,このようには考えないからである。 どういうことか? ひとは,ことばで考える。 そして,ことばにするとき,ものごとは1回で決まるものになり,一つのステージからつぎのステージへというふうに進むものになる。 |