Up | 根回しするとは,「異論は不要」とすること | 作成: 2010-04-04 更新: 2010-04-04 |
根回しをしようとする者は,つぎのように考えているわけである:
「異論が出ないことが,自分にとってよいこと」 このような考え方になるのは,どんな場合か? つぎの2通りがある: B は組織の私物化であり,国立大学のような公的機関の場合は犯罪である。 よって,ここでは論外とする。 A の場合は,「異論」の意味がわかっていないことになる。 自分が何かを考えるときは,必ずあちこちで思考停止している。 この思考停止は,自分では気づかない。 そして目的行動の失敗は,多くがこの思考停止に因る。 そこで,目的行動を起こすときは,必ず,異論を呼び込む形をつくる。 わざわざ異論を呼び込もうとするわけである。
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