移行期運営では,状況を理解し構えを確立することが先決である。
- 状況の理解
- 大学執行部の移行期計画の執行で,旧課程運営の能力/容量が減退/減少:
- 大学執行部が,従前の科目履修の回復 (=当初の移行期開講計画の変更) を課す動きを見せ始めてきた。
移行期開講計画は「等身大で旧課程を運営する」というスタンスに立ったものであったので,これは「背伸びしてやり繰りする」を課すものになる:
- 構えの確立
あり得る選択肢を確認する。
執行部の方針には,当初移行期開講計画にもとづき「等身大でやり繰りする」の方針が対置される:
「背伸びしてやり繰りする」は無理なスタンス。無理は,無意味なバタバタを増長し,狂気をはびこらせ,組織の疲弊をもたらすのみ。
合理的なのは「等身大でやり繰りする」の方。
「等身大でやり繰りする」の内容は:
- 個々の授業の質を高める。
- 学生の勉学意識と勉学行動の改革──「何がほんとうに大事なのか」を問う地点から始める。
( 「学問ノススメ」)
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